東京都江戸川区の工事現場から少年4人と共謀して銅線を盗んだとして、窃盗と建造物侵入の罪に問われたアイドルグループ「EE JUMP」元メンバーで、アイドルの後藤真希さん(22)の実弟、後藤祐樹被告(21)の初公判が19日、東京地裁(中島経太裁判官)で開かれた。後藤被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
検察側の冒頭陳述によると、後藤被告は4月ごろ、旧型バイクを120万円で購入。さらに17〜19歳の少年を集めて旧型バイク愛好会「フベンテッド」を結成した。6月下旬、この愛好会のメンバーから「銅線を盗んで売ればもうかる」などと誘われて、銅線盗を繰り返すようになった。
「自分が店長をしていた母親の居酒屋が閉店し、職を探さなければなくなった。子供が生まれ、マンションの修理費の支払いもあり、金が必要になった」。法廷では、後藤被告のこうした供述調書が朗読された。
後藤被告は紺色のスーツに白いワイシャツ姿で入廷。終始うつむき加減だったが、中島裁判官が閉廷を告げた瞬間、傍聴席の妻と母親の方を向いて、目で合図するかのようなしぐさをしていた。
起訴状によると、後藤被告は少年4人と共謀して7月15日ころ、東京都江戸川区の工事現場から、銅線48束など(計約48万円相当)を盗んだ。
後藤被告は9月に東京都渋谷区の建設現場から銅線を奪ったとして、強盗傷害容疑で警視庁に再逮捕されている。
